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木戸口 善夫

YOSHIO KIDOGUCHI

2000年入社

石川県立輪島漆芸技術研修所 蒔絵科卒業
生産部 建材加工生産課 創造工芸工房

江戸絵画の技法を活かし、箔蒔絵の世界を築く。

入社動機・現在取り組んでいる事

自分の手技を活かせる仕事に就きたかったからです。輪島で漆芸の技術を学び、蒔絵の仕事をしていた駆け出しの頃、恩師の薦めもあり箔一に入社しました。それまで一度も金箔を扱ったことがなく不安もありましたが、漆芸と金箔の融合に挑戦してみたいと思いました。金箔は扱いが難しく始めのうちは悪戦苦闘しましたが、金箔の魅力や可能性を感じるにつれどんどん好きになっていきました。数々の試行錯誤の末、今では江戸絵画や墨絵の技法を活かし新しい箔蒔絵という世界を屏風や掛け軸に落し込んでいます。同じ金箔の中でも、銀、銅の配合率の違いで色合いが異なり、さらに貼り方を変えると、表現力が大きく変わります。その表現力の幅広さで、新しい工芸の世界を確立していきたいです。


 

古の技法を継承しつつ、新しい技術をプラス。

仕事で大切にしている事

古からの技法や材料を継承しつつも、新しい技術をプラスし、自分なりの作品を作り上げる事です。また、1点ずつの手仕事ですので作り手の想いやぬくもりが作品を通してお客様に伝われば良いなと思い制作しています。最初の頃は、箔の魅力を理解するのに苦労し、顔料のように刷毛で絵を描いていましたが、それでは、箔の輝きの奥深さを表現できていませんでした。箔の大きさや、貼り方を変える事で、表現力に幅が出る事に気づき、今はそれを活かした作品を作っています。まだまだ開拓の余地が多いにある世界で、伝統工芸という分野で伸びしろの大きい業界です。新しい箔工芸の分野を構築しながら、次世代に継承していくことが大事だと思っています。